不寛容さと分断が進むこの世界で、「想像力」はますます大切になっているのではないかと思います。
遠く離れた点と点――たとえば、過去と現在、異なる文化と文化、これまでとは違った価値観、新しい世界の見方……
そういったものを、自分と「今・ここ」でつないでくれる それが私にとっての舞台芸術です。
舞台芸術が持つ力と可能性を信じ、もっと社会のいろいろなところに舞台芸術の可能性を実装することができないか、
そのことによって、多様な視点や価値観を届け、さらに未来にワクワクできるようにならないか、
そんな思いから、大学卒業後から(途中キャリアを中断した時期もありましたが)舞台芸術のマネジメントを職業にしてきました。
私の興味・関心は常に、舞台芸術のマネジメント人材が持つ「作品と社会をつなぐ仲介者」という社会的な役割にありました。
この職能を持った人たちが集まり、チームとして仕事ができれば、「舞台芸術の可能性を社会に実装する」ことに近づけるのでは?
そんなことを考え2016年に合同会社syuz’genを立ち上げました。
(ちなみにsyuz’genは、『出現する未来』という本からとっています。)
弊社の特徴は「クライアントワーク」がメインにあるところだと思います。
syuz’genに集まっているのは、さまざまな専門性を持ったアートマネージャーたちです。
syuz’genはアートマネージャーの持つ専門性、職能、スキルを社会に提供しています。
弊社の挑戦をこれからも応援していただけると嬉しいです。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。